ヘアオイルとかトリートメントってなんとなく髪に良いのだろうなと思う成分が
たくさん入っているのですが本当に全部これ効果あんのかな？と思ってしまいます
いわゆる「エビデンスはあるの？」ってやつです
理系の悪いところですね
以前に書いた記事で世の中の人はもっと髪をさらさらにしたいんだなぁと実感したので、
今回は効果が実証できている成分について調査しました
この記事では「効果が確認されている」ものだけ紹介します
「ユーザーの９８％が効果を実感！」とかじゃなくて、
実際に電子顕微鏡などを使って髪の毛の表面観察でキューティクルの状態を調べたり、
髪の毛に成分が浸透しているかなどをしっかり確認できたものだけです
ここで紹介した以外のものに効果がないと書いているわけではありません
あくまで一個人の私が調査できる範囲で、髪に良い効果が確認されているものの紹介になります
私の髪は短いので、全然パサつきとかは気にしたことないのですが
なぜか1日かけて１５本以上の毛髪に関する論文を読みました
その結果をここに書いておきます
これを読めば少なくともXXが入っていれば効果はあるんだ！と分かるので、
これからのヘアオイルとかシャンプー、トリートメントの商品選びに役立ちますよ
・カラーやパーマを定期的にかける人
・ヘアオイル、トリートメントの選び方を知りたい人
・エビデンスがないと信用できないという拗らせている人
髪に効果のある成分 ７つ
先に調査して判明した成分７つを書いちゃいます
自分が買おうと思っているヘアケア製品に入っていれば、それを買えば良いでしょう
・コハク酸
・ヘマチン
・オノニスエキス
・L-ヒスジニン
・L-アルギニン
・N-ラウロイルーL-グルタミン酸ジ
髪の毛の構造について
７つの成分がどのように髪に良いのか説明する前に
まず、髪の毛の構造について確認してみましょう
髪の毛の構造はこのような感じになってます
花王ー髪の構造より
これを見て思ったのは
髪の毛は「トッポ」に似ている
プレッツェルの部分がキューティクルで
中身のチョコの部分が、コルテックスとメデュラ
キューティクルはうろこ状になっていて、中身のチョコが出ないように守っています
髪の毛は一度傷んでしまうと、自分では自己修復できません
これは私も調査していて意外でした
傷ついた髪の毛は勝手に元には戻らないんですね！
そのため、傷んでしまった髪の毛をケアをすることで傷む前の状態に似せることができます
つまり、すぐに髪の毛がパサついてしまう人は既に髪の毛が相当ダメージを負っていて、
トリートメントなどを行うことによってキューティクルがあった状態に似せることはできていますが、
ケアをサボると元のダメージヘアに戻っているということになります
あなたの髪の毛は生えた時からキューティクルが傷んでいるわけではなく、
最初はしっかりとキューティクルがあるのですがドライヤーの熱とか、紫外線とか、くしとかヘアカラー、パーマでキューティクルが傷ついている状態
髪の毛はどんどん生え変わりますし、伸びていくので日々のヘアケアをしっかり行うことで
徐々に髪の毛全体を良いキューティクルの状態に近づけることは可能です
毛先がパサつくっていうのは、毛先が一番ダメージを受けてきた古い髪の毛の部分なので
しょうがないと言えばしょうがないですよね？
７つの成分はどんな効果があるのか？
ホホバオイル
髪の毛にオイルを浸透させて、水分を蒸発させないようにする(エモリメント効果)
【一言メモ】
月見草オイルよりも効果あり
【エビデンス】
放射光を利用した頭髪用化粧品の開発
ホホバオイルが入っているアイテム
洗い流さないボタニカル美容オイル【madonna LILI】 
コハク酸
カラーやパーマなどの化学処理をした髪にしなやかさを取り戻す
【一言メモ】
リンゴ酸よりも効果あり
【エビデンス】
しなやかな紙の力学特性とそれを実現する毛髪精密改質技術の開発
コハク酸が入っているアイテム
ヘマチン
剥がれ落ちてしまったキューティクルを復元するような機能
【一言メモ】
クセ毛を直毛に改善する効果もあり
【エビデンス】
シャンプー・トリートメントによる毛髪の修復機構
ヘマチンが入っているアイテム
口コミサイトにもランクイン！haru kurokamiスカルプ 
オノニスエキス
キューティクルを強化し、ダメージに強くする
【一言メモ】
キューティクルを剥がれにくくする
【エビデンス】
毛髪を美しく健康的にするヘアケア技術
オノニスエキスが入っているアイテム
L-ヒスジニン、L-アルギニン、N-ラウロイルーL-グルタミン酸ジ
髪のパサつきを抑える
【一言メモ】
L-ヒスジニン、L-アルギニンは年齢とともに減少する
これらが減少するとキューティクルが剥がれやすくなる
N-ラウロイルーL-グルタミン酸ジはL-ヒスジニン、L-アルギニンを長く留まらせる
【エビデンス】
塩基性アミノ酸による毛髪内部補修技術の開発
アルギニンが含まれるアイテム
全てが含まれるものは見つけられませんでした
その他 調査でわかったこと
「キューティクルが正常な人は約１割、９割はダメージヘア」
ある調査によるとキューティクルが正常な人は約１割で残りはみんなダメージヘアです
逆に考えると、その１割に入れば「きれいな髪ですねぇ」と思ってもらえるってわけですね
「脂質の摂りすぎは髪に良くない」
脂質を摂りすぎると頭皮の血行も悪くなるので、髪の毛に栄養が届きにくくなります
外から補修するのも良いのですが、食べるものも気を付けた方がもっときれいな髪になれますよ
「４０代過ぎると髪へのダメージのタイプが変わる」
若いときはキューティクルが傷ついても、なくなることはそうそうありません
うろこ状の部分がささくれるくらいです
しかし、歳をとるとキューティクルの耐久性が下がって、キューティクルがほとんどなくなってしまうほどダメージを受ける
そうすると髪が水を弾かなくなる・ペタッとする
というような髪のトラブルになります
「髪に良い食べ物」
髪のキューティクル、コルテックス、メデュラはそれぞれ違うアミノ酸からできています
アミノ酸はタンパク質からできるので、色んな食品からタンパク質は摂った方がいいでしょう
特に卵、クロマグロ、鶏むね肉、豆乳なんかオススメです
「睡眠ももちろん大事」
夜更かしばかりしていると、やっぱり良くありません
２２時～２時のゴールデンタイムを逃さないように寝ましょう
ヘアオイル、トリートメントって本当に効果あるの？ まとめ
・ホホバオイル、コハク酸、ヘマチン、オノニスエキス、L-ヒスジニン、L-アルギニン、N-ラウロイルーL-グルタミン酸ジ
・髪は一度傷んでしまうと自己修復しないので、油断せずにケアしてください
