自分の好きなように小説を選んでもいいんですけど、やっぱり面白くない小説を長時間聴かされるのも一種の拷問なんでね
たまにはハズレがなさそうな選択肢からつまみ食いしてみようって気持ちの日もありますよね
この記事ではオーディブル(audible)のおすすめ小説を色んな方法で選んでみました
読めばあなたに刺さる小説が見つかりますよ
・ベストセラーから無難に選んでみる
・質問に答えてAIに選んでもらう
・超個人的なオススメから選んでみる
・自分が選ばなそうなタイトルを知りたい人
・面白くない小説を読みたくない人
オススメを最近のベストセラーから選んでみる
オーディブルのアプリでも年間で最もよく聴かれたタイトルとか紹介してくるんですけど、今回は趣向を変えて紙の本のベストセラーからオーディブルにラインナップされているものを選んでみました
ベストセラーを選んでおけば多くの人に受け入れられている面白さを享受できると浅はかな考えをもっているので、直近三年くらいのベストセラーからリストアップ
既に実写化されているタイトルに関しては予告編のムービーを置いておきます
予告編の動画って、本編よりも面白いじゃないですか?
動画を観て気になったら原作を読むか、映画自体を観てください
2022年のベストセラーから
10歳の少女・更紗 (さらさ)は、引き取られた伯母の家に帰ることをためらい、雨の公園で孤独に時間を持て余していた。そこに現れた孤独な大学生の文 (ふみ)は、少女の事情を察して彼女を自宅に招き入れる。文の家でようやく心安らかな時を過ごし、初めて自分の居場所を手にした喜びを実感する更紗。しかし2ヵ月後、文が誘拐犯として逮捕され、2人の束の間の幸せは終わりを告げる。15年後、恋人と同棲生活を送っていた更紗は、カフェを営む文と偶然の再会を果たす。
無気力に生きる高校生の神谷透は、人気者の真織に無謀な嘘の告白をする。ところが意外にも本気で好きにならないことを条件に告白は受け入れられ、2人は付き合うことになる。
2021年のベストセラーから
血の繋がらない親に育てられた森宮優子は、料理上手な義理の父とふたりで暮らし、将来や友人関係に悩んでいた。 その一方で、夫を何度も変えて来た梨花は、愛娘を置いて姿を消した。 ある日、優子に届いた一通の手紙をきっかけに、ふたりの物語が交差していく。
1964年開催のオリンピックの前年に出稼ぎでやってきたカズは、地元の福島に残した家族を養うために肉体労働に明け暮れる毎日です。 若くして息子を失い退職後には妻との死別に見舞われたカズは、人生に絶望して出奔してしまいます。 全てを捨てた流れ着いた先の上野公園で、カズは過酷なホームレス生活を送ることになるのでした
2020年のベストセラーから
「兜」は超一流の殺し屋だが、家では妻に頭が上がらない。一人息子の克巳もあきれるほどだ。兜がこの仕事を辞めたい、と考えはじめたのは、克巳が生まれた頃だった。引退に必要な金を稼ぐために仕方なく仕事を続けていたある日、爆弾職人を軽々と始末した兜は、意外な人物から襲撃を受ける。こんな物騒な仕事をしていることは、家族はもちろん、知らない。
ロシア旅行で知り合ったニコライの吹くトランペットの音色に惹かれた雪子は、心から彼を応援するようになる。そんな雪子のもとに思いがけない知らせが入る。金沢で特定郵便局を営む父、伸一郎が倒れたというのだった……。
神紅大学のミステリー愛好会のメンバーは、会長の明智と、ミステリー小説が好きだが推理が当たったことがない万年助手・葉村の2人だけ。2人はある日、同じ大学に通う美少女探偵・剣崎比留子から、事件の臭いがする興味深い話を聞かされる。それは、昨年参加した女子部員の1人が行方不明になったという別のサークルの合宿。こうして3人は、合宿が行われる山奥のペンション「紫湛荘」を訪れる。
35年前に日本中を震撼させ、未解決のまま時効を迎えた劇場型事件「ギンガ・萬堂事件」。大日新聞記者の阿久津英士は、文化部記者ながら昭和の未解決事件を特集する特別企画班に入れられ、戸惑いつつもこの「ギン萬事件」の取材を重ねていく。一方、京都でテーラーを営む曽根俊也は、父の遺品の中に古いカセットテープを発見し、自分の声が「ギン萬事件」で使われた脅迫テープの声と同じことに気づいて動揺する。。
AIに選んでもらうってのはどうだい?
最近こんなサービスを発見しました
いくつかの質問に答えていくだけで、あなたに合った本を勝手に選んでくれます
ちなみに私はこんな感じでした
誤解により教会を追い出されてしまった信奉者の悲しき結末と秘密
1918年、三田文学に発表された芥川龍之介の小説で、安土桃山時代の京阪地方の話し言葉が使用されている。
長崎の教会に通う熱心な教徒に「ろおれんぞ」という少年がいた。彼はみんなから愛されていたが、同じく教会に通っていた傘屋の娘が妊娠し、おなかの子の父親は「ろおれんぞ」だと言ったことから姦淫の罪で教会を追われてしまう。
まったくの濡れ衣を着せられ他の信者から疎まれても、彼の信仰心が消えることは無く、祈ることをやめはしなかった。
ちょっと気になりますねぇ。信仰心に殉じる姿が私の琴線に触れるような気がします
あなたもAIで診断した結果からaudibleの作品を探してみてはどうでしょうか?
また、AIに全く逆の回答をすることによって全然合わない本を読んでみるっていうのも面白い遊びだと思います
超個人的なオススメ小説3選
読者のことなんて知ったことじゃねぇ!
読んで自分が面白かったと思うタイトルを自分勝手に紹介してみます
やはり自分にぶっ刺さるタイトルは試行回数を増やして、自分に合った作品を探し出すアンテナの精度を上げていかないといけないと思うんですよね
こうやってアウトプットしていると、自分が好きになる要素みたいなものがぼんやりと浮かんでくるような気がします
私は本を通して、自分の知らない習慣や情報に触れることが好きなんだと思います
普段暮らして接しない環境の情報だと「なるほど!面白い!」と興奮してきますね
ロシアの田舎で暮らしていた普通の少女が、戦火に巻き込まれ復讐に身を焦がす。
スナイパーという特殊技能についての語り、宿敵との心理戦、師弟愛...エモの塊をこれでもか!とぶつけられます。
ウクライナ紛争のせいでロシアの風当たりが強くなっている今日ですが、ロシアを嫌いになってもロシアを題材にした小説は嫌いにならないでください!と言いたくなる傑作です
いわゆる異世界転生のライトノベルなのですが、丁寧にゆっくりとストーリーが進行していくので時間を持て余している人にはぴったり
本がなによりも好きな主人公は中世ヨーロッパ的な異世界に身体の弱い幼女として転生して、周りを巻き込みながらまた本を読むために奮闘します
最初の舞台は暮らし向きが良くない下町で、本どころか紙もない・文字もない環境です。本を読むためにはまず紙を作り始める・・・まるで「異世界DASH村」。
現代の知識を輸入して異世界でイノベーションを起こしていき、島耕作のように下町の娘からどんどん出世していきます。
第2部に入る頃には、魔法というファンタジー要素も入ってきてさらに面白くなってきます。2023年5月現在、18巻までオーディブルで配信中。
世界の名著を端的に紹介する本です。
ゲーテの神曲、プルーストの失われた時を求めて、源氏物語、古事記など名著なのは知っているけれど、どんな内容なのかはさっぱり分からない。
そんな名著をなんと10分で各専門家に解説してもらおうという面白い試みになっています。神曲は時獄篇から読むと面白いとか、源氏物語の後半はチョイ悪オヤジになった光源氏がやらかしちゃう話が多いとか、興味の釣り針を引っかけてくれそうな話が多いので、名著に挑戦する前に読んでみると変わった視点で最後まで読めるようになると思います。
オーディブルの小説のおすすめを色んな方法で選んでみた まとめ
・質問に答えてAIに選んでもらう
・超個人的なオススメから選んでみる
AIに本を選んでもらうっていうのもいずれ普通になっていくので、今はその走りを楽しんでみるっていうのも良いのではないでしょうか?
オーディブルには多くのタイトルがあり、一部のタイトルを除いて何冊読んでも定額です
無料期間中ならシリーズになっている本を全部読んでも0円ってこともできるでしょうね
読み放題になって本当に良かった